
艶やかに燃えるような紅葉も、
やがて散り乱れ落ちてゆくように
小さな額縁の中に、
永遠の美しさを閉じ込め続けることはできない。
私たちは知っている。
永遠の如く繰り返される日々も
いつかはやがて終焉の瞬間がくることを。
毎日繰り返し見ていた
愛する人々のあの優しい顔が、声が
いつか触れ合えると
信じていたぬくもりが
いつかはやがて
その手から通り過ぎるかのようにして
感じられなくなることを。
それらは一つになり
やがてあたたかな無に帰することを。
永遠の美しさも、
その瞬間の美しさも
優しさも、あたたかな思い出も
一生涯、閉じ込めておくことはできない。
それでも私たちは本能的に知っている。
本能的に、求めている。
素晴らしい人生を
美しさを
永遠の命などあり得ず、
永遠に老いない者など存在しないのならば
私たちは何故、永遠の健やかさや
美しさを欲するのだろう?
きっと、健やかに美しくありたいと欲するのは
私たちの遺伝子に組み込まれた生存本能の一つ。
あなたらしく生を全うするために
必要不可欠なもの
直感的にあらわれる
本能的欲求を深く、深く満たすこと。
自分に嘘をつかず、深く、深く
満たし続けること
私たちの人生をより豊かに彩るためのサインを、
一瞬たりとも見逃さないこと。
たとえば、素肌や髪の美しさは
内側や在り方のあらわれ。
自分自身を慈しみ愛し
大切な人を守ることができているか
年齢を重ねれば重ねるほど
嘘がつけなくなる
向き合わざるを得ない日がやってくる
ありありと、それらが仕草や
表情に刻み込まれていく
いつまでも美しく
健やかな肉体を保ちたい
繁栄したいという願いはきっと
人生をより豊かに彩るため
私たちの遺伝子にあらかじめ
設定されたプログラムの一つ。
永遠の美しさを手に入れたいと願うことは
悪でも傲慢でもなく
私たちに与えられた当然の権利であり
それを叶えることは、豊かさや繁栄の象徴であって
尊く、儚く美しきもの。
私たちが魂、肉体、精神性を
高めようと努力を続けるのは
ごく自然なことであり、崇高で尊いこと
誰にも遠慮なんていらない
あなたらしく、人生を歩み続けよう。
一人ひとりが自分らしく
幸福で豊かな人生を歩むことで
世界中の子ども達も
その深い愛と豊かさに包まれるから。
本能に従い
焦らずに、少しずつ
丁寧に、深い愛を育てていこう。
美しさは一日にしてならないからこそ
生き様が、あり方が
慈愛のこころが、愛の深さが
深みある美しさと優しさを育んで
あなたをより魅力的に輝かせる。
簡単に、便利に
手間暇かけず、人任せ。
そうして簡単に手に入るものなんて
いつだって脆くて儚いもの。
一方、丁寧に磨きあげて育んだ愛や温もりは
やがてその生命が尽きたとしても
永遠に忘れ去ることのできない
記憶の一つになる。
どうか、忘れないで
美しさは一日にしてならないけれど
あなただけの、
唯一無二の魅力や輝きを
いつでも解き放つことができることを。
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