甘いお菓子にふわふわの生クリーム、甘いフロートにアイスクリーム。ジューシーなフライドチキン。毎夜、仕事帰りにコンビニへ出掛けて、一目散に向かうのは魅惑的なスナック・スイーツコーナー。
菓子パンやお菓子、ジュース、お酒などをカゴ一杯に詰め込んで、焦るようにして帰宅する。貪るようにそれらを食べ尽くし、吐いてしまうのが私の習慣でした。当時、特によく食べていたのは菓子パン、アイスクリーム、チョコレート。時には吐けなくて後悔したり、気を失い眠ってしまうこともありました。
これは急激な血糖値の上昇からの低血糖症状の一つで、生命に関わるとっても危険な状態です。これを読んでいただいているあなたは、過去の私と同じように「 吐いてしまえば良いのか 」なんて思わないでくださいね。間違いなく綺麗な歯がボロボロになって、後々大きな後悔をすることになりますから。
これは10代から20代の私の話なのですが、誰しも少なからず何かしらやめられないこと、止まらない欲求、つい食べ過ぎてしまう経験はあるのではないでしょうか?
実は、それらは全て身体や心が発するSOS。それに対する適切な対処方法と根本原因を知っているかどうかで、未来が大きく変わります。大袈裟のようですが、本当の話です。当時の私に教えてあげられたら良いのに、と思います。
私の場合は10年近く、そんなことを繰り返していました。良くなっては、また食べ過ぎて太っていく。食べ過ぎたと思ったら、次は食べたくなくなりガリガリに痩せていく。また、反動のように食べ過ぎる。そんなあらゆる欲求がとめどなく溢れ出し、止めることが出来ない日々。
当時いつも思っていたのは、なんて私は弱い人間なのだろう?ということ。いつも身体がしんどかったですし、そんな状態で生きる意味や目標なんて見出せませんでした。10代や20代は特に、食欲をはじめとする欲望に囚われ続けた時期だったと思います。1990年代、携帯電話がようやく普及し始めた時代です。その頃は情報を得る手段があまりありませんでしたから、どうすれば良いか分からず本当に困りました。
意識的にも無意識にも、いつも自分を責め続けていたと思います。こんな悩み、誰にも言えない。自分で対処しようと病院へ行っても、何も解決しませんでした。一体どうしたら良いのか分からない。私の体の中では、一体何が起こっているの?そんな疑問を日々感じながらも、それを調べる術もない。教えてくれる人は誰もいない。私の身体は、一体どうなってしまうのだろう?と毎日不安を感じていました。
日々沸き起こる欲望を制御できない。こんなに情けない自分は、絶対に誰にも見られたくない。そんな姿を唯一知る自分が自分で惨めで、とても恥ずかしい。自分は怠け者で、最低な人間である。とってもネガティブなセルフイメージやラベルを、無意識に自分へ貼り続けていたと思います。良くないと分かっていても、そこから抜け出す方法が分からない。
日々食べることで得られる爽快感や快楽と背中合わせに、いつも感じていたのは将来の身体や生命の危機感。実際、そうしているうちに私の歯や心はボロボロになってしまいました。
そんな18歳から20歳くらいの頃、ふと考えたことがあります。
「 何故、こんなにも苦しいのだろう?このままの状態が続くと、私は一体どうなってしまうのかな。まるで私ではない何かに支配され、コントロールされているかのようだ。食べているときの私は全く制御不可能で、まるで別人格になったかのよう。私と同じようなことで、困っている人がいるかもしれない。そんなことを、いつか本に書いてみようかな。きっと、誰かの役に立つはずだから。 」
あれから20年近く。当時の思いが忘れられずに答えを探し続けた結果、私はいつしか身体の専門家になっていました。探し続けたのは、人の身体が誤作動を起こすプロセスや原因、誤作動を起こさないための方法、あらゆる不幸の根本原因、それらを未然に防ぐ方法。
そして漸く、皆様へ伝えられる技術・知識に辿り着きました。それを必要な方へお伝えするために、私は今この文章を書いています。身体や心の誤作動に困っている方、欲求のコントロール方法が知りたい方、身体の最も効率的な操縦方法が知りたい方、あらゆる不幸は避けて、最も有意義で幸福な人生を送りたいと願う方。色々な方がいらっしゃると思います。
それらに全て、答えがあるとしたら?それを使わない手はないと思います。
チャンスの神様には、前髪しかないと言います。目の前に現れたチャンスは、いつだって早く掴んだ方が良いに決まっています。
ご縁あってここに辿り着いてくださったあなたへ、お伝えしたいことがあります。
心身に起こる症状、目の前に現れる現象は、紛れもなく全てが、あなた自身から発せられるSOS。意味なく起こることなど、何一つとしてありません。全てに、必ず理由がある。何一つ、自分を責める必要もありません。正しく学び、実践し、行動を変え、選択を変え、適切に対処すれば良いだけのこと。身体は大切にすればするほど、それに応えてくれます。逆に大切にしなければ、どんどん誤作動を起こすようになります。
ここで大切なのは「 真の知識・教養 」を身につけ、正しく実践し続けられているかどうか。そして、自分自身の身体と心で感じるということです。これはあまり知られていないことですが、誤った知識や習慣のもと育ってしまった誤った常識・感覚のまま、正しいと思うことを続けても永遠に悪循環から抜けられないことが多いのです。しかもそれは、現代の殆どの教本にも載っていません。インターネットを検索しても、正しい情報に行き着くことは殆どないのです。
正しく、価値のある情報源に辿り着けるかどうか。情報が、星の数ほど溢れる時代。一見たくさんの情報が得られるようでいて、実際には偽の情報に振り回されているということもよくあります。情報弱者という言葉がありますが、これからの時代は真の情報に辿り着けるかがとても大切です。
困った症状・現象が現れたら、身体や心が発するSOS・根本原因に気付くことです。そして、正しい真の情報に触れ、自分自身でしっかりと教養・実践力を身につけていくこと。いわば、自分自身を徹底的に育て直すこと。身近に信頼出来る情報機関があれば、そこからしっかりと学び、実践すれば良いと思います。もし、身近にない場合には私にご相談いただければと思います。誰しも、知れば変わる。知らないだけです。
私の文章が、あなたの幸福な人生の一助になればとても嬉しいです。もし困ったこと、気になることなどがあればお気軽にご相談くださいね。あなたとお話出来るのを、楽しみにしています。いいねやコメントもいただけると、とても励みになります。
大切なあなたへ、愛を込めて。
Mai
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